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文化財の保存と修復 8−九州の文化財
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三輪 嘉六 九州国立博物館館長/文化財保存修復学会会長 日本大学史学科卒業。奈良国立文化財研究所研究員、文化庁主任文化財調査官、東京国立文化財研究所修復技術部長、文化庁美術工芸課長、同庁文化財鑑査官、日本大学教授を経て、1998年より九州国立博物館設立準備室室長、2005年より現職。文化審議会文化財分科会専門委員、独立行政法人評価委員会委員(文化分科会)をはじめ、各地で文化財の保存・活用についての各種委員。99年から文化財保存修復学会会長に就任。 専門は考古学、博物館学、文化財学。 著書紹介 『日本馬具大観�機銑鹸�』(編著、吉川弘文館)、「家形はにわ」(『日本の美術』至文堂)、「美術工芸品をまもる修理と保存科学」(『文化財を探る科学の眼 5』国土社)、「Horses in Ancient Times」(『Horses and Humanity in Japan』The Japan Association for International Horse Racing)、「文化遺産危機管理的基本課題」(『1999台湾集々大地震 ―古蹟文物震災修復技術諮詢服務報告書―』台湾国立文化資産保存研究中心)など。 朽津 信明 東京文化財研究所文化遺産国際協力センター主任研究員 1988年東京大学理学部地質学教室卒業、90年同修士課程修了。90年東京国立文化財研究所研究員、2001年同国際文化財保存修復協力センター主任研究官を経て、2006年より現職。理学博士。弁慶ヶ穴古墳保存整備検討委員、史跡・泉崎横穴修復委員。専門は岩石学・鉱物学。特に石造文化財の劣化現象や、鉱物顔料の変質現象など。現在は絵画顔料を鉱物学的にみることから、日本文化を通史として捉えることに興味をもつ。 著書紹介 「青色顔料から見た日本文化史」(福井県立博物館紀要9号、2002)、「赤色顔料」(『出雲大社境内遺跡』大社町教育委員会、2004)、「装飾古墳の顔料について」(『装飾古墳の展開』埋蔵文化財研究集会、2002)など。 味酒 安則 太宰府天満宮祢宜(神官)・総務部長 1953年福岡生まれ。78年國學院大學文学部神道学科卒業、太宰府天満宮奉職。太宰府町(市)文化財専門委員、福岡女子短期大学講師(民俗学)、筑紫女学園大学講師(博物館学)、西日本新聞社・九州国立博物館有識者会議委員、福岡女子短期大学講師(博物館学)を経て、現在にいたる。太宰府天満宮宝物殿(博物館)主管学芸員、福岡女子短期大学客員教授(博物館学)、福岡県立美術館協議会委員。 専門は天神信仰史。天神美術(絵巻・画像)に興味をもつ。儀礼文化学会に所属。 著書紹介 『天満天神』(共著、筑摩書房、1988)、『国史大辞典』(第9巻、共著、吉川弘文館、1988)、『太宰府天満宮の祭−その成立と変遷−』(儀礼文化学会、1990)、『日本文化のなかの水』(日本水環境学会、1996)、『天神さまと二十五人』(共著、太宰府天満宮文化研究所、2002)、『新菅家御伝』(共著、太宰府天満宮文化研究所、2002)。 赤司 善彦 九州国立博物館展示課長 1984年明治大学文学部史学地理学科卒業。福岡県教育庁文化課、九州歴史資料館等を経て、2005年より現職。『Museum Kyushu』副編集委員長。 専門は考古学。現在は古代山城と高麗陶器に興味をもつ。 著書紹介 「筑紫の古代山城」(『東アジアの古代文化』大和書房、2003)、「高麗陶器とカムィヤキ」(『鹿児島考古』38号、2004) 山田 拓伸 大分県立歴史博物館主幹学芸員 1979年同志社大学工学部工業化学科卒業。(財)大阪文化財センター技師(保存担当)を経て、81年大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館研究員、98年館名が大分県立歴史博物館と変更になり、現在にいたる。 専門は石造文化財の保存。大分県内の石造文化財や出土遺物、遺跡の保存にかかわる。 著書紹介 「石造文化財の現状」(『石造文化財の保存対策のための概要調査 ― 石造文化財の基礎調査報告書 ― 』大分県立宇佐風土記の丘歴史民俗資料館、1996)、「石造文化財の保存処置」(『石造文化財の保存対策のための概要調査2 ― 石造文化財の保存調査報告書 ― 』大分県立歴史博物館、1999)、「銃弾の分析」(『西南戦争之記録』西南戦争を記録する会、2005)など。 三木 隆行 福岡市教育委員会文化財整備課文化財調査担当等主査 1975年九州大学文学部国史学科卒業。77年同大学大学院文学研究科修士課程中退。純心女子高等学校教諭を経て、86年より現職。 中世芸能史(「室町幕府の同朋衆」)を勉強の出発点とし、現在は埋蔵・考古以外の文化財全般の調査・研究に従事する。見過ごされがちな文化財に対する歴史的・文化財的な位置づけに意を注いでいる。この数年は諸先生方とともに『江月宗玩 墨蹟之写』を読む試みを行っている。 著書紹介 共著・執筆・報告書に『図録 太宰府天満宮』(太宰府天満宮、1976)、『福岡市の文化財(無形文化財・有形無形民俗文化財)』(福岡市教育委員会、1988)、『福岡市の近世社寺』(福岡市教育委員会、1990)、『福岡市の町家』(福岡市教育委員会、1990)、『北九州市史 古代・中世編』(北九州市、1992)、『福岡市の板碑』(福岡市教育委員会、1992)、『福岡城の櫓』(福岡市教育委員会、1994)、『福岡市指定文化財 旧三浦家住宅修理工事報告書』(福岡市経済振興局、1995)、『福岡城物語』(葦書房、1996)、『福岡市の絵馬』(福岡市教育委員会、1997.1998)、『福岡市の庚申塔』(福岡市教育委員会、1999)、『博多人形沿革史』(博多人形商工業協同組合、2001)、『福岡県の地名』(平凡社、2004)など。 篠崎 悠美子 別府大学文学部教授 1980年多摩美術大学絵画科油画専攻版画専修卒業、91年東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業、93年同大学院美術研究科保存修復技術日本画専攻修了。神奈川県横浜市立中学校教諭、塾講師、神奈川県立高等学校非常勤講師、彫刻の彩色スタッフ、東京藝術大学非常勤講師、別府大学助教授を経て、2004年より現職。 専門は日本画および日本画模写。日本画は主に個展、グループ展等にて発表。 本田 光子 九州国立博物館学芸部博物館科学課長 1975年明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業、78年東京藝術大学大学院美術研究科保存科学専攻修士課程修了。九州歴史資料館、福岡市埋蔵文化財センター、別府大学文学部文化財学科教授を経て、2003年より九州国立博物館設立準備室、05年より現職。 専門は文化財保存学と考古学。文化財保存における博物館の役割についての研究が目下の最大のテーマ。考古学研究としては、特に弥生、古墳時代の赤色顔料をライフワークとしている。 著書紹介 「赤に込められた古代人の願い」(『文化財の保存と修復�Σ奮悗巴気訐菽�の知恵』クバプロ、2004)、「地震災害と文化財の修復・保存−九州国立博物館の役割と活動」(『よみがえる被災火焔型土器』クバプロ、2005) |