全面改訂 新しい研究法は考古学になにをもたらしたか
新しい研究法は考古学になにをもたらしたか(全面改訂) 目次

Aセッション
●昔の環境を復元する

貝からみた古環境の変遷
松島 義章

地震の痕跡を遺跡で探す
寒川 旭

火山灰考古学の最近の成果
町田 洋

珪藻分析に基づく古環境復元
森 勇一

昆虫化石からみた先史〜歴史時代の変遷
森 勇一

Bセッション
●新しい調査法を開発する

遺跡の探査法
西村 康

高感度放射性炭素年代測定法の開発と応用
中井 信之

年輪から古代を読む
光谷 拓実

年代測定法から年代測定学へ
松浦 秀治

考古学とコンピュータ
森本 晋

文化財不可視情報の可視化
村上 隆

Cセッション
●昔の生活を復元する

残留脂肪酸による古代復元 中野 益男

炭素・窒素同位体に基づく古代人の食生態の復元
南川 雅男

動物遺存体からなにがわかるか
松井 章

プラント・オパールと水田
藤原 宏志

作物の起源を探る
佐藤 洋一郎・中村 郁郎

出土人骨から親族構造を推定する
田中 良之

骨から読みとる古代人の病気
鈴木 隆雄

出土人骨のDNA解析
宝来 聰

Dセッション
●遺物の材料の産地を推定する

鉛同位体比による青銅器原料産地の推定
馬淵 久夫

土器の産地推定
三辻 利一

石器現材の産地分析
藁科 哲男

微量成分元素存在量による消費地遺跡出土磁器片の生産地推定
二宮 修治/羽生 淳子/大橋 康二