日本美術品の保存修復と装コウ技術 その弐
日本美術品の保存修復と装こう技術その2 目次

大判紙の製作
書跡補修紙の製作
素材研究−古代裂の復元

第1部●平成8年度セミナー講演

文化財修理の方法論について
渡邊 明義

書跡の修復について
湯山 賢一

絵画の修復について
宮島 新一

料絹の構造と組成について
馬越 芳子

料紙の構造と組成について
大川 昭

文化財の素材である料紙の道具の復元
平安期の錦
唐紙の復元制作

第2部●平成9年度セミナー講演

膠について
森田 恒之

接着剤について 生麩糊−新糊、古糊
滝沢 孝一

染色の原理について
柏木 希介

日本画の技法と絵画 林  功

第3部●平成10年度セミナー講演

自然科学と文化財の修理 高分子の応用
川野邊 渉

保存科学と装のかかわり
増田 勝彦

保存修理の現状調査と修理記録『マリア十五玄義図』をめぐって
神庭 信幸

保存科学と文化財修理および今後の展開
鷲塚 泰光