文化財の保存と修復 11−文化財をまもる人たち
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東洋絵画と西洋絵画を中心に

1. 装潢修理をめぐる現状と課題
国宝修理装潢師連盟理事長 岡 岩太郎
装潢修理の仕事/国宝修理装潢師連盟の概要/後継者問題/材料と道具の問題/
今後の課題

2. 西洋絵画の保存と修復
山領絵画修復工房 山領 まり
はじめに/日本に導入された油彩画/日本の油彩画/ 1960 年前後の修復事情/
絵画材料技法研究室の設置のころ/ 1970 年―戦争記録画修復のころ/
油彩画修復の定着と発展/油彩画修復の現状/油彩画の修復のこれから/
付記:ワックス裏打ちについて

3. ICCROM における人材育成
文化財保存修復学会副会長/昭和女子大学教授 増田 勝彦 
イクロムとは/イクロムの活動/ CollAsia 2010 /
Sharing Conservation Decisions Course /日本との共同事業

第局堯[体作品の保存と修復
漆工品と仏像を中心に

1. 漆工品の修理
漆芸家・重要無形文化財保持者 北村 昭斎
はじめに/近代の漆工品の修理/現在の漆工品の修理に携わる職人数/
海外の漆工品の修復で明らかになった問題点/ヨーロッパの漆への理解/
修理素材としての漆の現状/修復例……蒔絵箏

2. 彫刻の保存修理について 仏像彫刻を中心に
美術院国宝修理所所長 藤本 悵
財団法人美術院国宝修理所の事業/美術院と文化財修理(彫刻)/美術院の組織/
文化財修理の理念/修理後継者の採用/修理技術者の養成/修理材料と道具

3. 文化財をまもる技術の保護
文化庁文化財部伝統文化課課長(当時) 有松 育子
文化財保護の体系/文化財保存技術とその保護の枠組み/
選定保存技術の保護のための施策と課題

第敬堯〜躪臚は
コーディネーター 村上 隆
藤田嗣治の制作技法/自然科学的知識と伝統技術の融合を図る/
修理を前提としない漆工品の修理では/修理サイクルと漆接着の問題点/
日本人の育ててきた修理方法を海外に発信/選定保存技術をユネスコ無形文化遺産に/
後継者養成と組織化/後継者育成への新しい取り組み/復刻模造・修復と材料入手/
文化財の保存修復にかかわる仕事の拡大を/文化財保存修復学会の役割も重要