第11回「大学と科学」縄文と弥生
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岡村 道雄(オカムラ ミチオ) 文化庁記念物課主任文化財調査官。昭和49年東北大学大学院修士課程修了。東北大学文学部助手、東北歴史資料館考古学研究科勤務を経て、昭和62年より文化庁記念物課勤務。専門は先史学。特に前期・中期旧石器と縄文時代の生業・社会。現在は縄文時代全般に関心をもつ。 金関 恕(カナセキ ヒロシ) 天理大学文学部歴史文化学科教授。昭和28年京都大学文学部史学科卒業。昭和34年同大学院退学(旧制)。天理大学講師、助教授を経て昭和47年より現職。専門は考古学。特に「東アジアの考古学」。現在は「宗教考古学」に関心をもつ。 木下 尚子(キノシタ ナオコ) 熊本大学文学部歴史学科助教授。昭和57年九州大学大学院博士課程中退。梅光女学院大学文学部助教授を経て平成7年より現職。専門は日本考古学。特に南島考古学。現在は琉球王朝の形成に関心をもつ。 甲元 眞之(コウモト マサユキ) 熊本大学文学部教授。昭和47年東京大学大学院博士課程考古学専攻修了。熊本大学文学部助教授を経て平成6年より現職。専門は東アジアの先史学、特に初期農耕社会の比較研究。 小林 達雄(コバヤシ タツオ) 國學院大学文学部史学科教授。歴史学博士。昭和41年國學院大学大学院博士課程(文学研究科)単位取得修了。昭和53年國學院大学文学部助教授を経て昭和60年より現職。専門は考古学。特に縄文時代の社会構成や縄文ランドスケープに関心をもつ。 佐々木高明(ササキ コウメイ) 国立民族学博物館前館長。文学博士。昭和34年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。昭和45年京都大学より文学博士の学位をうける。京都大学助手、立命館大学助教授、奈良女子大学教授、国立民族学研究博物館創設準備室次長、国立民族学博物館教授を経て平成5年より館長。平成9年退官。専門は民族学。特に東・南アジア農耕文化史。 佐原 真(サハラ マコト) 国立歴史民俗博物館副館長。昭和32年大阪外国語大学外国語学部ドイツ語学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程(考古学専攻)修了。奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター長を経て平成5年より現職。専門は日本考古学。特に弥生文化。 新東 晃一(シントウ コウイチ) 鹿児島県立埋蔵文化財センター調査課長補佐。昭和45年岡山理科大学理学部応用数学科卒業。岡山県教育委員会文化課主事、鹿児島県教育委員会文化課主査、鹿児島県立埋蔵文化財センター主任文化財主事を経て平成6年より現職。専門は縄文時代。特に「火山灰と縄文時代」。 高倉 洋彰(タカクラ ヒロアキ) 西南学院大学文学部教授。文学博士。昭和49年九州大学大学院文学研究科博士課程修了。九州歴史資料館技術主査を経て、平成2年より現職。専門は日本考古学。特に現在は東アジアにおける弥生時代社会の位置づけに関心をもつ。 馬場 悠男(ババ ヒサオ) 国立科学博物館人類研究部長。医学博士。昭和43年東京大学理学部生物学科卒業。昭和46年同学大学院人類学博士課程中退。獨協医科大学解剖学助教授を経て、昭和63年より国立科学博物館主任研究官。平成7年より現職。専門は自然人類学。特にアジア人の進化と日本人の起源に関心をもつ。 林 謙作(ハヤシ ケンサク) 北海道大学文学部北方文化論講座教授。文学修士。昭和46年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。岩手県教育委員会事務局文化財主査、北海道大学文学部北方文化研究施設助教授を経て、平成7年より現職。専門は先史考古学。特に現在は縄文時代の社会組織の復原に関心をもつ。 春成 秀爾(ハルナリ ヒデジ) 国立歴史民俗博物館考古研究部教授。昭和41年九州大学大学院文学研究科修士課程中退。岡山大学講師、文化庁文化財調査官を経て平成2年から現職。専門は日本考古学。現在は旧石器〜古墳時代の祭り、儀礼、社会に関心をもつ。 松木 武彦(マツギ タケヒコ) 岡山大学文学部歴史文化学科助教授。平成2年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手を経て平成7年より現職。専門は考古学。特に日本の弥生〜古墳時代。現在は戦争・軍事組織の出現・発達過程に関心をもつ。 松下 孝幸(マツシタ タカユキ) 土井ケ浜遺跡・人類学ミュージアム館長。医学博士。昭和49年山口大学文理学部理学科卒業。長崎大学医学部助教授を経て、平成5年より現職。専門は形質人類学。 |