第16回「大学と科学」失われた反世界−素粒子物理学で探る
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相原 博昭(アイハラ ヒロアキ) 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻助教授。理学博士。1984年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。84年東京大学理学部助手、88年米国カリフォルニア大学ローレンスバークレー研究所研究員を経て、95年より現職。専門は素粒子物理学実験、特に高エネルギー加速器を用いた実験。 赤井 和憲(アカイ カズノリ) 文部科学省高エネルギー加速器研究機構加速器研究施設助教授。理学博士。1979年東京大学理学部物理学科卒業、85年同大学院理学系研究科博士課程修了。高エネルギー物理学研究所助手、米国コーネル大学研究員を経て、98年より現職。専門は高エネルギー加速器科学、特に高周波加速システム。現在はBファクトリー加速器に関心をもつ。 池内 了(イケウチ サトル) 名古屋大学大学院理学研究科教授。理学博士。1972年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。72年京都大学理学部助手、77年北海道大学理学部助教授、84年東京大学東京天文台助教授、88年国立天文台教授、92年大阪大学理学部教授を経て、97年より現職。専門は天体物理学、現在は特に観測的宇宙論。著書に、『観測的宇宙論』(東大出版会)。共著に、『宇宙流体力学』(培風館、坂下志郎と共著)など。 石川 健三(イシカワ ケンゾウ) 北海道大学大学院理学研究科物理学専攻教授。理学博士。1971年東京工業大学理工学部物理学科卒業、76年東北大学大学院博士課程修了。カリフォルニア大学研究員ならびに準助教授、デージー研究員、CCNY研究員、北海道大学理学部助手、助教授を経て、89年より現職。専門は理論物理学、特に素粒子理論、物性理論。現在は量子ホール効果、ニュートリノ振動、量子現象一般に関心をもつ。 大島 隆義(オオシマ タカヨシ) 名古屋大学大学院理学研究科素粒子宇宙物理学専攻教授。理学博士。1969年同志社大学工学部電子工学科卒業、75年名古屋大学理学部物理学科大学院博士課程修了。米国ロチェスター大学研究員、東京大学原子核研究所助手、高エネルギー物理学研究所助教授を経て、95年より現職。専門は素粒子(実験)物理学。現在はレプトンでの粒子−反粒子の対称性の破れや未知の現象の探索に関心をもつ。 河本 昇(カワモト ノボル) 北海道大学大学院理学研究科物理学専攻教授。理学博士。1976年東京工業大学大学院博士課程修了。77年ドイツ電子加速器研究所(DESY)研究員、79年アムステルダム大学理論物理学研究所研究員、81年デンマーク・ニールスボーア研究所研究員、84年京都大学理学部物理学教室助手、92年東京大学原子核研究所助教授を経て、94年より現職。専門は素粒子論。 北門 新作(キタカド シンサク) 名古屋大学大学院理学研究科 教授。理学博士。1967年名古屋大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。豊田工業大学工学部助教授を経て、93年より現職。専門は素粒子論。 坂井 典佑(サカイ ノリスケ) 東京工業大学理工学研究科基礎物理学専攻教授。理学博士。1967年東京大学理学部物理学科卒業、72年東京大学大学院物理学専攻博士課程修了。東北大学理学部助手、高エネルギー物理学研究所助教授、東京工業大学理学部助教授を経て、90年より現職。専門は素粒子物理学理論、特に標準模型を超える統一理論。現在は超対称性を中心とする話題に関心をもつ。1986年手島記念研究論文賞、94年手島記念研究著述賞など受賞。 三田 一郎(サンダ イチロウ) 名古屋大学大学院理学研究科物理学科教授。Ph.D.1965年イリノイ大学工学部物理学科卒業、69年プリンストン大学大学院博士課程修了。69年コロンビア大学研究員、71年フェルミ研究所研究員、74年ロックフェラー大学助教授、81年同上級研究員、88年同準教授、92年名古屋大学理学部教授、92〜94年高エネルギー物理学研究所併任教授、93〜94年東京大学大学院理学系研究科併任教授、97〜99年東京大学宇宙線研究所神岡併任教授、97〜98年名古屋大学理学部物理学科長。専門は素粒子論。1993年「B中間子系でのCP不変性の研究」で第10回井上学術賞、97年「B中間子系でのCP対称性の破れの理論」で第43回仁科記念賞、2002年「B中間子におけるCP対称性の破れの理論」で第55回中日文化賞など受賞。 鈴木 厚人(スズキ アツト) 東北大学大学院理学研究科物理学専攻教授。理学博士。1974年東北大学大学院博士課程修了。高エネルギー物理学研究所助手、東京大学理学部助手、高エネルギー物理学研究所助教授を経て、93年より現職。専門は素粒子物理学実験。 住吉 孝行(スミヨシ タカユキ) 東京都立大学大学院理学研究科教授。理学博士。1976年京都大学理学部物理学科卒業、81年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員、文部省高エネルギー物理学研究所助手、95年文部科学省高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所助教授を経て、2002年より現職。専門は高エネルギー物理学、特に電子・陽電子衝突型加速器を用いた実験。1999年高エネルギー加速器科学研究奨励賞など受賞。 高柳 雄一(タカヤナギ ユウイチ) 文部科学省高エネルギー加速器研究機構教授。理学修士。1964年東京大学理学部物理学科天文学課程卒業、66年同大学院理学系研究科天文学修士課程修了。日本放送協会へ入局、NHKスペシャル番組部チーフ・プロデューサー、NHK解説委員を経て、2001年より現職。専門は一般天文学、教育工学、科学技術研究の広報・解説。 橋本 治(ハシモト オサム) 東北大学大学院理学研究科教授。理学博士。1975年東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了。東京大学原子核研究所助手、同助教授を経て、95年より現職。専門は原子核物理学、特にストレンジネス核物理。現在はハイパー原子核に関心をもつ。 日笠 健一(ヒカサ ケンイチ) 東北大学大学院理学研究科教授。理学博士。1983年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。ウィスコンシン大学研究員、高エネルギー物理学研究所助手、東北大学理学部助教授を経て、96年より現職。専門は素粒子論。 平田 光司(ヒラタ コウジ) 総合研究大学院大学教育研究交流センター教授。理学博士。1973年慶応義塾大学工学部卒業、76年東京教育大学理学部修士課程修了、79年筑波大学大学院物理学研究科修了。84年文部省高エネルギー物理学研究所(現:高エネルギー加速器研究機構)助手、94年同助教授、総合研究大学院大学加速器科学専攻助教授併任、98年より現職。 晝馬 輝夫(ヒルマ テルオ) 浜松ホトニクス株式会社代表取締役社長。1947年浜松工業専門学校(現:静岡大学工学部)機械科卒業。53年浜松テレビ(株)設立と同時に取締役就任、78年浜松テレビ(株)代表取締役社長就任・現任。83年浜松ホトニクス(株)に社名変更。この間、84年Photonics Management Corp.(米国)社長就任・現任、90年浜松商工会議所副会頭就任、91年国立天文台評議員就任、93年(財)光科学技術研究振興財団理事長就任・現任、94年浙江大学(中国)客員教授就任・現任、96年(株)磐田グランドホテル代表取締役会長就任・現任、98年中国・南開大学客員教授就任・現任、99年(株)光ケミカル研究所代表取締役社長就任・現任。1983年科学技術功労者として科学技術庁長官賞、84年藍綬褒章など受賞。 山内 正則(ヤマウチ マサノリ) 文部科学省高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授。理学博士。1978年東京大学理学部物理学科卒業、84年同大学院博士課程修了。高エネルギー物理学研究所助手、助教授を経て、99年より現職。専門は素粒子物理学実験、特に電子陽電子衝突によるB中間子の研究。 |