第17回「大学と科学」生物多様性の世界−人と自然の共生というパラダイムを目指して
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浅枝 千種(アサエダ チグサ) 岩波書店自然科学書課雑誌『科学』編集部 1996年岩波書店入社、2000年より雑誌『科学』担当。 占部城太郎(ウラベ ジョウタロウ) 東北大学大学院生命科学研究科進化生態科学講座教授。理学博士。 1982年東京水産大学資源増殖学科卒業、87年東京都立大学理学研究科博士課程単位取得退学。88年理学博士(東京都立大学)。87年千葉県立中央博物館学芸研究員、93年東京都立大学理学部生物学教室助手、94年ミネソタ大学生態進化行動学教室客員研究員、95年京都大学生態学研究センター助教授を経て、2003年より現職。 大串 隆之(オオグシ タカユキ) 京都大学生態学研究センター教授。農学博士。 1981年京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。83年農学博士(京都大学)。88〜92年滋賀県立短期大学農学部助教授、92〜98年北海道大学低温科学研究所助教授を経て、98年より現職。 川那部浩哉(カワナベ ヒロヤ) 京都大学名誉教授、滋賀県立琵琶湖博物館館長。理学博士。 1955年京都大学理学部卒業、60年同大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学助手、講師、助教授を経て、教授。91年生態学研究センター長兼任、96年停年退官、同年滋賀県立琵琶湖博物館館長。95年ゲルフ大学名誉理学博士。97年アメリカ芸術科学アカデミー会員、世界科学協会会員、2001年世界芸術科学アカデミー会員。 1996年日本学士院賞エディンバラ公賞、99年京都新聞文化学術賞受賞。 川端善一郎(カワバタ ゼンイチロウ) 京都大学生態学研究センター教授。理学博士。 1975年東北大学大学院理学研究科博士課程退学。75〜81年東北大学理学部文部技官、助手。77年理学博士(東北大学)。81〜96年愛媛大学農学部講師、同助教授、96年同教授を経て、98年より現職。 2000年度愛媛出版文化賞受賞。 北山 兼弘(キタヤマ カネヒロ) 京都大学生態学研究センター教授。Ph.D.。 1981年東京農工大学農学部環境保護学科卒業、83年同大学大学院農学研究科環境保護学修士課程修了、92年ハワイ大学植物学科博士課程修了。Ph.D.(植物学、ハワイ大学)。同年米国連邦東西文化研究センター環境政策研究所研究員、93年ハワイ大学研究員、94年農林水産省森林総合研究所主任研究官、2000年京都大学生態学研究センター助教授を経て、2001年より現職。 清水 勇(シミズ イサム) 京都大学生態学研究センター教授。理学博士。 1968年京都大学理学部化学科(生物化学)卒業、70年同大学大学院理学研究科修士課程修了、74年同博士課程修了。理学博士(京都大学)。同年京都大学理学部助手、85年同助教授、93〜94年ウィーン大学動物学研究所客員研究員(文部省在外研究員)を経て、98年より現職。 高林 純示(タカバヤシ ジュンジ) 京都大学生態学研究センター教授。農学博士。 1978年京都工芸繊維大学繊維学部卒業、81年京都大学大学院農学研究科修士課程修了、86年同博士課程単位取得退学。農学博士(京都大学)。87年京都大学農学部農薬研究施設助手、88年〜90年までオランダワーゲニンゲン農科大学において研究員(学術振興会海外特別派遣研究員)、95年京都大学大学院農学研究科助教授を経て、2001年より現職。 2001年日本応用動物昆虫学会・学会賞受賞。 武田 博清(タケダ ヒロシ) 京都大学大学院農学研究科森林生態学分野教授。農学博士。 1971年名古屋大学農学部林学科卒業、76年京都大学農学部農学研究科博士課程修了。農学博士(京都大学)。77年フランス国費留学生(自然史博物館、研究員)、76年京都大学農学部森林生態学研究室助手、その後、助教授を経て、97年より現職。 第一回土壌動物学会賞受賞。 椿 宜高(ツバキ ヨシタカ) 国立環境研究所生物多様性保全プロジェクトリーダー。東京大学大学院農学生命科学研究科兼担教授。理学博士。 1976年九州大学理学部生物学科卒業、73年同大学大学院理学研究科修士課程修了、74年同博士課程中途退学。同年九州大学理学部教務職員、77年同大学理学部助手、80年名古屋大学農学部助手、82〜83年オーストラリアグリフィス大学客員研究員、90年環境庁国立環境研究所総合研究官、97年同研究所上席研究官、2000年東京大学大学院農学生命科学研究科兼担教授、03年国立環境研究所生物多様性保全プロジェクトリーダー。 戸田 正憲(トダ マサノリ) 北海道大学低温科学研究所教授。理学博士。 1971年北海道大学理学部生物学科卒業、73年同大学大学院理学研究科動物学専攻修士課程修了、76年同博士課程単位取得退学。82年理学博士(論文、北海道大学)。76年日本学術振興会奨励研究員、78年北海道大学低温科学研究所助手、91年同助教授を経て、91年より現職。 中静 透(ナカシズカ トウル) 総合地球環境学研究所教授。理学博士。 1983年大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程単位取得退学。同年理学博士学位取得(大阪市立大学)。85年農林水産省林野庁林業試験場研究員、92年農林水産省熱帯農業研究センター主任研究官、94年農林水産省林野庁森林総合研究所主任研究官、95年京都大学生態学研究センター教授を経て、2001年より現職。 永田 俊(ナガタ トシ) 京都大学生態学研究センター教授。理学博士。 1986年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得修了。89年デラウェア大学海洋学部研究員、91年名古屋大学水圏科学研究所(93年より大気水圏科学研究所)助手、95年東京大学海洋研究所助教授を経て、2000年より現職。 1994年日本海洋学会岡田賞受賞。 中西 正己(ナカニシ マサミ) 総合地球環境学研究所教授。理学博士。 1964年東京大学大学院生物系研究科修士課程修了、68年同大学大学院理学系研究科博士課程単位取得退学。同年京都大学理学部付属大津臨湖実験所助手、91年京都大学生態学研究センター助教授、95年同教授を経て、2001年より現職。 日浦 勉(ヒウラ ツトム) 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター助教授/同大学苫小牧研究林林長。農学博士。 1988年北海道大学農学部林学科卒業、93年同大学大学院農学研究科博士後期課程修了。農学博士。同年北海道大学農学部付属演習林助手、99年同助教授。 1996年黒松内自然科学奨励賞受賞。 藤田 昇(フジタ ノボル) 京都大学生態学研究センター助手。理学博士。 1969年京都大学理学部植物学科卒業、71年同大学大学院理学研究科修士課程修了、74年同博士課程修了。理学博士(京都大学)。74年京都大学理学部付属植物生態研究施設助手を経て、90年より現職。 村上 正志(ムラカミ マサシ) 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター苫小牧研究林助手。博士(地球環境科学)。 1993年北海道大学理学部生物学科卒業、98年同大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了。博士(地球環境科学)。99年日本学術振興会特別研究員を経て、2000年より現職。 谷内 茂雄(ヤチ シゲオ) 総合地球環境学研究所助教授。理学博士。 1985年京都大学理学部卒業、92年同大学大学院理学研究科博士後期課程修了。同年大阪工業大学非常勤講師、93年同志社大学非常勤講師、97年パリ高等師範学校PDF、99年京都大学リサーチ・アソシエイト、2001年7月京都大学生態学研究センター助教授を経て、同年10月より現職。 1999年日本生態学会宮地賞受賞。 矢原 徹一(ヤハラ テツカズ) 九州大学大学院理学研究院生物科学部門教授。理学博士。 1982年京都大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学。83年理学博士(京都大学)。83年東京大学理学部付属植物園助手、87年同日光分園講師、91年東京大学教養学部助教授、94年九州大学理学部教授を経て、2000年より現職。 松下幸之助花の万博記念奨励賞受賞。 山根 正気(ヤマネ セイキ) 鹿児島大学理学部地球環境科学科教授。農学博士。 1971年岩手大学農学部農学科卒業、75年北海道大学大学院農学研究科農業生物学専攻修士課程修了。80年同博士課程単位取得退学。同年鹿児島大学理学部助手、86年同学部講師。90年農学博士(北海道大学)。同年鹿児島大学理学部助教授、95年東京大学大学院理学系研究科助教授(併任)、97年鹿児島大学理学部教授、同年東京大学大学院理学系研究科教授(併任)。 山村 則男(ヤマムラ ノリオ) 京都大学生態学研究センター長/教授。理学博士。 1969年京都大学理学部物理学科卒業、71年同大学大学院理学研究科修士課程修了、75年同博士課程修了。理学博士(京都大学)。75〜76年日本学術振興会奨励研究員、77年立命館大学理工学部非常勤講師、78年佐賀医科大学医学部助教授、95年同教授、96年京都大学生態学研究センター教授、2001年同センター長(併任)。 湯本 貴和(ユモト タカカズ) 総合地球環境学研究所教授。理学博士。 1982年京都大学理学部卒業、84年同大学大学院理学研究科修士課程植物学専攻修了、87年同博士課程後期植物学専攻修了。理学博士(京都大学)。同年日本学術振興会特別研究員、89年神戸大学教養部助手、92年同講師、同年同大学理学部講師、94年京都大学生態学研究センター助教授を経て、2003年4月より現職。 和田英太郎(ワダ エイタロウ) 総合地球環境学研究所研究部教授。 1962年東京教育大学理学部化学科卒業、64年同大学大学院理学研究科修士課程修了、67年同博士課程修了。67年東京教育大学理学部教務補佐員、同年東京大学海洋研究所助手、74年〜75年テキサス大学海洋研究所客員研究員、76年三菱化成生命科学研究所室長、89年同部長、91年京都大学生態学研究センター生態学構造部門教授、96年同センター長を経て、2001年より現職。02年京都大学名誉教授、ロシア科学アカデミー名誉教授。 1973年岡田賞、95年日本地球化学会賞、2001年地球化学研究協会学術賞三宅賞受賞。 |