ブレインサイエンス・レビュー2009
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宮脇 敦史(みやわき・あつし) 理化学研究所脳科学総合研究センター副センター長、同センター先端技術開発グループグループディレクター、同センター細胞機能探索技術開発チームチームリーダー、科学技術振興機構ERATO 生命情報時空間プロジェクト研究統括、1991 年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。同年学振特別研究員、93 年東大医科研助手、95 年UCSD に留学。99 年理研脳センターチームリーダー、2004 年理研脳センターグループディレクター、06 年JST 研究総括を経て08 年より現職。 専門はバイオイメージング。 東島 眞一(ひがしじま・しんいち) 自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンター 准教授。 1989 年東京大学理学部生物化学科卒業、94 年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。博士(理学)。同年岡崎国立研究機構基礎生物学研究所助手、96 年さきがけ研究21専任研究員、98 年米国ニューヨーク州立大ストーニーブルック校客員研究員を経て2003 年より現職。専門は神経発生学、神経生理学。特定の神経細胞を可視化するトランスジェニックゼブラフィッシュの系を活かした研究を進めていきたいと考えている。 久原 篤(くはら・あつし) 名古屋大学大学院理学研究科 助教。 2004 年名古屋大学大学院理学研究科博士課程生命理学専攻修了。博士(理学)。02 〜 03 年日本学術振興会特別研究員DC、04 〜 05 年日本学術振興会特別研究員PD、05 〜 07 年名古屋大学大学院理学研究科助手を経て、07 年より現職。04、07 年日本遺伝学会Best paper 賞。07 年井上研究奨励賞。専門は分子神経遺伝学。脳機能の基本原理の解明に向け、C.エレガンスを実験モデルとして研究を行っている。ホームページ「久原篤page」で検索。 木村-吉田 千春(きむら-よしだ・ちはる) 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立母子保健総合医療センター研究所病因病態部門研究員。 鳥取大学医学部生命科学科卒業、1997 年同大学大学院修士課程修了、2001 年熊本大学大学院医学系研究科脳・免疫統合科学専攻修了。博士(医学)。同年独立行政法人理化学研究所発生再生総合科学研究センター(神戸)研究員を経て、05 年より現職。06 年大阪大学歯学系研究科客員准教授(頭蓋顎顔面発生発育機構学分野)を兼任。専門は、ほ乳動物における発生。特に初期胚における軸決定、神経誘導メカニズムの解明を中心に研究を行っている。 兼松 隆(かねまつ・たかし) 九州大学大学院歯学研究院口腔細胞工学 准教授。 1994 年九州大学大学院歯学研究科博士課程修了。博士(歯学)。同年九州大学歯学部助手、98年同大学歯学部助教授、2007 年より現職。 抑制性神経伝達機構の分子基盤解明に興味をもっている。 池田 真行(いけだ・まさゆき) 富山大学大学院理工学研究部(理学)准教授。 1992 年山口大学大学院理学研究科修士課程(生物学専攻)修了、96 年東京医科歯科大学大学院医学研究科博士課程(機能学系生理学専攻)修了。博士(医学)。同年早稲田大学助手、2000 年同大講師、01 年(財)大阪バイオサイエンス研究所(分子行動生物学部門)研究員、05 富山大学理学部生物学科助教授を経て、06 年より現職。専門は時間生物学・睡眠学・分子神経生理学。多様な生物に共通する体内時計の分子基盤や細胞内シグナル伝達機構、あるいは睡眠の制御機構を明らかにしていきたい。 銅谷 賢治(どうや・けんじ) 沖縄科学技術大学院大学先行研究神経計算ユニット 代表研究者。 1986 年東大工学部計数工学修士修了。同年東大助手、91 年東大大学院。博士(工学)。同年UCSD 生物学科客員研究員、93 年Salk Institute 研究員、94 年ATR 人間情報通信研究所主任研究員、99 年JST CREST「脳を創る」研究代表者、2003 年ATR 脳情報科学研究所計算神経生物学研究室長を経て、04 年より現職。奈良先端科学技術大学院大学客員教授兼任。07 年日本学術振興会賞、塚原賞受賞。08 年Neural Networks 誌共同編集長、全日本トライアスロン宮古島大会年代別3 位入賞。編著に「脳の情報表現」「脳の計算機構」「計算神経科学への招待」"Bayesian Brain"など。運動学習と意思決定の脳機構の関心をもつ。 加藤 総夫(かとう・ふさお) 東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター神経生理学研究室 教授。 1984 年東京大学大学院薬学系研究科修了。薬学博士・医学博士。同年東京慈恵会医科大学助手、93 年フランス国立科学研究センター訪問研究員、95 年フランス・ルイ=パスツール大学教授。96 年東京慈恵会医科大学講師、2001 年同大学総合医科学研究センター神経生理学研究室助教授を経て現職。専門はシナプス伝達の生理学と薬理学。 川口 泰雄(かわぐち・やすお) 自然科学研究機構生理学研究所大脳神経回路論研究部門 教授。 1984 年東京大学大学院医学系研究科博士課程退学。同年岡崎国立共同研究機構生理学研究所助手、87 年テネシー大学博士研究員、89 年理化学研究所国際フロンティア研究システム研究員、93 年理化学研究所バイオミメティックコントロール研究センターチームリーダー、99 年岡崎国立共同研究機構生理学研究所教授を経て、2004 年より現職。 専門は神経科学。特に大脳皮質のニューロンタイプ・シナプス結合・活動状態遷移に関心をもつ。 仲嶋 一範(なかじま・かずのり) 慶應義塾大学医学部解剖学教室 教授。 1988 年慶應義塾大学医学部卒業、90 年慶應義塾大学病院内科研修修了、94 年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。同年日本学術振興会特別研究員PD、95 年理化学研究所ライフサイエンス筑波研究センター研究員、96 年St. Jude Children's Research Hospital客員研究員兼務、98 年東京慈恵会医科大学DNA 医学研究所分子神経生物学研究部門長・講師、2001 年同・助教授、1999 年科学技術振興事業団さきがけ研究21 研究者兼務を経て、2002 年より現職。 専門は発生神経生物学。 吉村 由美子(よしむら・ゆみこ) 自然科学研究機構生理学研究所。 1995 年大阪大学大学院医学研究科博士課程終了。博士(医学)。同年大阪バイオサイエンス研究所にて日本学術振興会特別研究員PD、97 年名古屋大学環境医学研究所助手、2006 年同助教授を経て07 年より名古屋大学環境医学研究所視覚神経科学分野准教授、09年2月より現職。 03 年は米国ソーク生物学研究所にて研究。専門は神経生理学。 河崎 洋志(かわさき・ひろし) 東京大学大学院医学系研究科特任准教授・科学技術振興機構さきがけ研究員(兼任)。 1990 年京都大学医学部医学科卒業。同年京都大学医学部付属病院神経内科、98 年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。同年日本学術振興会特別研究員PD、同年京都大学再生医科学研究所助手、2001 年同・講師、02 年Howard Hughes Medical Institute 研究員、04年東京大学大学院医学系研究科特任助教授、06 年より現職。専門は分子神経発生学。 伊達 紫(だて・ゆかり) 宮崎大学フロンティア科学実験総合センター生命科学研究部門生理活性物質探索分野。 1987 年大分医科大学卒業、95 年宮崎医科大学医学部大学院修了。同年国立循環器病センター生化学部COE 研究員、2002 年宮崎医科大学COE 研究員、03 年宮崎大学医学部COE 研究員、04 年同大医学部COE 教育職員(特任助教授)を経て06 年より現職。専門は内分泌・代謝学。 |