爆発する光科学の世界−量子から生命体まで−
松本 吉泰
まつもと よしやす

自然科学研究機構 分子科学研究所 分子スケールナノサイエンスセンター・教授。
(2007年4月より京都大学大学院理学研究科・教授)。工学博士。
1975年京都大学工学部工業化学専攻卒業。77年同大学大学院工学研究科修士課程修了。81年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。90年分子科学研究所助教授、97年総合研究大学院大学教授を経て、2004年より現職。
専門は物理化学。特に、表面科学。現在は表面における光反応、超高速過程に関心をもつ。2006年日本化学会学術賞受賞。

平等 拓範
たいら たくのり

自然科学研究機構 分子科学研究所・助教授(現・准教授)。工学博士。
1983年福井大学工学部電気工学科卒業。85年同大学大学院修士課程電気工学専攻修了。
85年三菱電機(株)研究員。89年福井大学工学部助手を経て、98年より現職。この間、文部省在外研究員(米スタンフォード大学)、総合研究大学院大学物理科学研究科助教授、宮崎大学・福井大学非常勤講師、理化学研究所、物質・材料研究機構客員研究員、仏国ピエール・マリーキュリー大学(パリ第六大学)客員教授を歴任。
専門は光エレクトロニクス。高輝度マイクロ固体レーザー、高性能非線形波長変換の研究に関心をもち、上位概念としてマイクロ固体フォトニクスを展開中。
2004年文部科学大臣賞(第30回研究功績者)、その他、99年に(社)レーザー学会賞(論文賞)、02年(社)日本ファインセラミックス協会技術振興賞、05年(社)レーザー学会業績賞(進歩賞)各賞受賞。
著書(共著)に『固体レーザー』(学会出版センター、1997)、『レーザーハンドブック』(オーム社、2005)などがある。

加藤 政博
かとう・まさひろ

自然科学研究機構 分子科学研究所・教授。理学博士。
1981年東北大学理学部物理学第二学科卒業。86年東京大学大学院理学系研究科物理学専門課程中退。同年高エネルギー物理学研究所放射光実験施設助手、2000年岡崎国立共同研究機構分子科学研究所助教授を経て、03年より現職。
専門は加速器科学、放射光科学。相対論的電子線を用いた光発生に関心をもつ。

大森 賢治
おおもり けんじ

自然科学研究機構 分子科学研究所・教授。分子制御レーザー開発研究センター長。工学博士。
1987年東京大学工学部反応化学科卒業。92年東京大学大学院博士課程修了。
2001年東北大学多元物質科学研究所助教授、03年岡崎国立共同研究機構分子科学研究所教授を経て、04年より現職。
専門は超高速コヒーレント光科学。現在は光でつくった物質の波がどのように乱れていくかに興味がある。
これまでに、日本学士院学術奨励賞(平成18年度)、日本学術振興会賞(平成18年度)、光科学技術研究新興財団研究表彰(平成9年度)を受賞。

江 東林
ちゃん どんりん

自然科学研究機構 分子科学研究所 物質分子科学領域・助教授。工学博士。
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。1998年東京大学工学部助手、2000年科学技術振興機構ナノ空間プロジェクトグループリーダーを経て、05年より現職。同年、科学技術振興機構さきがけ研究者兼任。
専門は高分子、特に機能性高分子。現在は光、電子、スピンに関心をもつ。
2006年度文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞、2006年度高分子学会Wiley賞受賞。

藤嶋 昭
ふじしま あきら

財団法人神奈川科学技術アカデミー・理事長。
1966年横浜国立大学工学部卒業。71年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。同年神奈川大学工学部講師。75年東京大学工学部講師、78年東京大学工学部助教授、86年東京大学工学部教授を経て、2003年より現職。同年JR東海機能材料研究所所長(兼務)。現在日本学術会議会員、日本化学会会長など。
専門は光電気化学、機能材料。
2003年紫綬褒章を受章。1983年朝日賞、04年日本国際賞、日本学士院賞、06年恩賜発明賞を受賞。
著書に『光触媒のしくみ』(日本実業出版社)、『光機能化学−光触媒を中心にして』(昭晃堂)、『天寿を全うするための科学技術』(シーエーピー出版)などがある。
財団法人神奈川科学技術アカデミー:http://www.newkast.or.jp

三室 守
みむろ・まもる

京都大学大学院地球環境学堂、大学院人間・環境学研究科・教授(両任)。理学博士。
1973年東京大学理学部生物学科卒業。78年同大学院理学系研究科博士課程修了。
80年基礎生物学研究所助手、96年同助教授、97年山口大学理学部教授を経て、2002年より現職。05〜06年、日本光生物学協会会長。
専門は植物生理学。特に光合成。現在は酸素発生系に関心をもつ。
89年日本植物学会奨励賞受賞。
著書に『光がもたらす生命と地球の共進化:エネルギーと食糧と地球環境に対するグローバルな視点』(編集と執筆)(中部経済新聞社、1999)、『カロテノイド色素:多様性と生理活性』(分担執筆)(掌華房、2006)、『Recent progress of bio/chemiluminescence and fluorescence analysis in photosynthesis』(編集と執筆)(Research Signpost, 2005)などがある。

和田 正三
わだ・まさみつ

自然科学研究機構 基礎生物学研究所・特任教授。理学博士。
1965年東京大学理学部生物学科卒業。71年同大学大学院博士課程単位取得退学。同年同大学理学部助手、81年東京都立大学助教授、教授を経て、2005年退職、同年より現職。
専門は光形態形成。特に葉緑体運動。現在は葉緑体の運動機構に関心をもつ。
2004年日本植物学会学術賞、05年American Society of Plant Biologists「Corresponding membership award」、06年日本植物生理学会賞受賞。
著書に『花も葉っぱも光がだいすき』(岩波書店、1997)などがある。

渡辺 正勝
わたなべ・まさかつ

総合研究大学院大学先導科学研究科光科学専攻・教授/自然科学研究機構 基礎生物学研究 所光環境学研究室・客員教授。
理学博士。
1969年東京大学理学部生物学科卒業。同大学大学院博士課程修了。91年自然科学研究機構基礎生物学研究所培養育成研究施設助教授を経て、2004年より現職。
専門は光生物学。特に藻類光センシングの機構と進化およびそのバイオテクノロジー的応用に関心をもつ。

鍋倉 淳一
なべくら じゅんいち

自然科学研究機構 生理学研究所 生体恒常機能発達機構研究部門・教授。医学博士。
1980年九州大学医学部卒業。86年同大学大学院医学研究科博士課程修了。90年東北大学助手、92年秋田大学医学部助教授、94年九州大学医学部助教授を経て、2003年より現職。
専門は神経生理学。特に現在は脳機能発達に関心をもつ。