日本腎泌尿器疾患予防医学研究会誌 Vol.9, No.1, Mar.2001
巻頭言 |
21世紀は予防医学の時代である………山中 英壽 |
特別講演 |
活性型ビタミンDによる腎癌予防の可能性………藤岡 知昭 |
シンポジウム「泌尿器腫瘍と遺伝・環境因子」 |
1.日本および世界における前立腺癌と食餌との相関分析………中田 誠司 2.前立腺発癌への食餌要因の影響………朝元 誠人 3.「泌尿器腫瘍と遺伝・環境因子」前立腺癌(遺伝、検診)………大竹 伸明 4ヒト腎細胞癌におけるVHL遺伝子の変異解析………矢尾 正祐 5.遺伝子多型に基づく前立腺癌の罹患危険度の予測………横溝 晃 6.遺伝子多型と前立腺発癌リスク―その応用とPitfall―………渡辺 昌俊 7.日本人における膀胱癌に対する発癌感受性マーカーとしての N-アセチルトランスフェラーゼ2遺伝子多型………稲富 久人 8.実験的膀胱癌とその化学予防………福島 昭治 |
ランチョンセミナー |
ヒポクラテスの謎―読まれざる古典『ヒポクラテス全集』を読む―………斉藤 博 |
一般演題 |
Session 1 |
1-1泌尿器科疾患による顕微鏡的血尿の赤血球形態の検討………太田 匡彦 1-2集団検診で検出された無症候性尿潜血陽性者の臨床診断および予後調査成績―尿中赤血球容積分布曲線の有用性―………古屋 聖児 1-3旭中央病院の健診における泌尿器科的悪性腫瘍の検出について………中津 裕臣 1-4検診を契機に当科外来受診した患者の臨床検討………大森 聡 1-5腹部超音波検診にて発見された腎泌尿器疾患の分析―15年間の検診成績をもとに―………三原 修一 1-6尿管癌の超音波診断―主にスクリーニング症例について―………寺沢 良夫 |
Session 2 |
2-1前立腺特異抗原値(PSA)が6.1〜10.0 ng / mlにおける
生検陽性率に関係する因子の臨床的検討………伊藤 一人 2-2前立腺特異抗原(PSA)値別および年齢別の遊離型PSA(fPSA)・ 総PSA(tPSA)比の基準値設定に関する研究例………山本 巧 2-3経直腸的および経会陰的前立腺生検の有用性に関する比較検討………奥村 幸司 2-4経会陰的前立腺生検における生検core数の検討―6ヵ所と10ヵ所生検との比較検討―………山本 徳則 2-5経会陰的前立腺12ヵ所生検の検討………小島 宗門 2-6前立腺癌の診断における経会陰的前立腺8分割生検の有用性の検討………浮村 理 |
Session 3 |
3-1血清PSAを1次検診に用いた集団検診における前立腺癌スクリーニングの検討………大木 隆弘 3-2藤枝市における前立腺癌検診5年間の検討(1995〜1999)………北川 元昭 3-3千葉県南部地域における前立腺癌検診についての検討………三上 和男 特別発言 前立腺癌スクリーニングをめぐる世界の動向―風はフォローに変わった―………渡辺 泱 |
Session 4 |
4-1超音波スクリーニングによる膀胱癌の早期発見………三原 修一 4-2前立腺針生検時に発見された膀胱癌の検討………岡崎 浩 4-3膀胱癌の診断における尿中腫瘍マーカーの有用性に関する検討………平川 真治 4-4精巣腫瘍患者の最近の動向………戸辺 豊総 4-5尿からMRSAが分離されている症例の創感染予防の検討………国島 康晴 |
Session 5 |
5-1発見の契機よりみた腎細胞癌の検討………納谷 幸男 5-2偶発腎細胞癌の臨床的検討………村石 康博 5-3腎嚢胞の自然史に関する研究 ― 第1報 ―………寺田 直樹 5-4DMAB誘発ラット前立腺癌に対するpure-antiandrogenおよび緑茶抽出物の効果に関する検討………山内 敦 5-5一過性androgen抑制による前立腺発癌予防………近藤 靖司 |
■ニュースレター■ |
2000年度日本腎泌尿器疾患予防医学研究会世話人会議事録 1999年度会計報告 2000年度予算案 会員の現況(1999年12月31日現在) 第10回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会開催のご案内 第10回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会演題募集要項 第9回日本がん検診・診断学会総会開催のご案内 |
■巻 末■ |
日本腎泌尿器疾患予防医学研究会会則 会誌投稿要領 会員名簿 |