「大学と科学」シリーズ
第16回「大学と科学」失われた反世界−素粒子物理学で探る
宇宙の大爆発後、エネルギーから粒子と同量の反粒子が生成され、それらの粒子が結合し原子が生成され、我々の宇宙ができた。ここに大きな謎が存在する。粒子と同量の反粒子が存在するのだから、この世界とまったく同じ反世界ができるはずである。（以下本文へ）
| 判 型 | B5版並製・144 | 定 価 | 3240 円 |
| 発 行 日 | 2002.10.30 | 割引価格 | 2916 円 |
| 編 著 者 | 三田 一郎（名古屋大学大学院理学研究科教授） | ISBN | 978-4-87805-017-6 |
粒子と反粒子の対称性の破れを示す測定結
目次
Aセッション 基調講演
人類が知り得た素粒子世界 坂井 典佑
反世界とは 三田 一郎
Bセッション 反素粒子をつくる・素粒子をみる
加速器─素粒子を光速へ 平田 光司
測定器─素粒子をとらえる 住吉 孝行
Cセッション 特別講演
光とわたしの夢 晝馬 輝夫
Dセッション 反素粒子と素粒子の違いをみる
実験物理─素粒子世界≠反素粒子世界を証明した! 相原 博昭
Eセッション 失われた反世界はどこへ
素粒子と宇宙創世 池内 了
素粒子、反素粒子世界の違いは何を教えるか？ 日笠 健一
Fセッション 反素粒子と素粒子を追う
世界最高記録を更新中！ 赤井 和憲
何故、素粒子研究は重要か 高柳 雄一
素粒子探求のゆくえ 大島 隆義
「大学と科学」のシリーズを探す
 反応すれば形が変わるナノの世界〜細胞から結晶まで〜 |
 地球環境の心臓 赤道大気の鼓動を聴く |
 第3の生命鎖 糖鎖の謎が今、解る |
 光と界面がおりなす新しい化学の世界 |
 ものづくり 化学の不思議と夢 |
天文関連の書籍
 宇宙究極の謎−暗黒物質、暗黒エネルギー、暗黒時代− |
 見えてきた！ 宇宙の謎。生命の謎。脳の謎。 |
地球環境の心臓 赤道大気の鼓動を聴く |
 生物の生存戦略−われわれ地球生物ファミリーはいかにしてここにかくあるのか− |
 宇宙の核融合・地上の核融合 |
新刊書籍
 古代集落の構造と変遷３ |
 古代集落の構造と変遷２ |
 古代集落の構造と変遷１ |
 文化遺産の保存と活用 仕組と実際 |
 灯明皿と官衙・集落・寺院 |