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「大学と科学」シリーズ

第11回「大学と科学」高温超伝導とフラーレンの科学−理解はここまで進んだ−


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第11回「大学と科学」高温超伝導とフラーレンの科学−理解はここまで進んだ−
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二十世紀末に突然出現して、大きな話題となった高温超伝導とフラ−レン。誰もが予想しなかった物質界のこの大事件は、私達に自然の奥深さを教えてくれました。私たち科学者は物質のかなりの部分を理解してしまったと慢心してはいなかったか。反省とともに私たちはサッカーボールの形をした美しい炭素の構造や、銅と酸素の織りなす不思議な電子の層状通路に魅せられて、研究を行なってきました。若い人たちを含めて日本の研究者たちが大活躍しました。(以下本文へ)
判  型B5版並製・164 定  価3146 円
発 行 日1997.10.10 割引価格1887 円
編 著 者北沢 宏一(東京大学大学院工学系研究科教授) ISBN978-4-906347-68-1

書籍サンプル画像
未知のジャイアントフラーレンC720。これだけ大きくても五角形は12個だけ

目次

Aセッション 高温超伝導のおもしろさとむずかしさ
高温超伝導のおもしろさとむずかしさ 立木 昌
Bセッション 高温超伝導メカニズムはどこまでわかってきたか
理論の立場から 前川 禎通
実験はどこまで迫ったか 佐藤 正俊
Cセッション 新しい高温超伝導体をデザインする
物質探索の魅力 秋光 純
Dセッション 特別講演
高温超伝導 20世紀物性研究の夢がついに実現して 中嶋 貞雄
Eセッション 高温超伝導体の応用へ向けて
高温超伝導体は磁場の下でどのように振舞うのか 北沢 宏一
高温超伝導はどこから実用化が始まったか 荻原 宏康
Fセッション フラーレン(C60など)の世界はどこまで広がるか
フラーレン(C60など)の世界はどこまで広がるか−概観と展望− 大澤 映二
Gセッション フラーレンが示す新しい構造とユニークな性質
フラーレン結晶のふしぎ−回転するフラーレン− 寿栄松宏仁
成長するサッカーボール 阿知波洋次
サッカーボールのなかに金属元素をいれる 篠原 久典
超伝導体としてのフラーレン 岩佐 義宏


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