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「大学と科学」シリーズ

第18回「大学と科学」極微な力で拓くナノの世界－原子・分子のナノ力学最前線－

大きな物を削って小さな物を作る微細加工からナノ構造体を積みあげる微細組立への技術的転換期が到来しようとしている。個々の原子・分子をみる、計測する、動かす技術の最前線を紹介する

判　　型	B5版並製・200	定　　価	3024 円
発行日	2004.10.20	割引価格	2721 円
編著者	大阪大学　森田　清三	ISBN	978-4-87805-048-0

世界最小のナノ配線
導伝性のポリアセチレン高分子鎖を用いて行った

A セッション　基調講演
ミクロな力で見た身近なナノの世界―　摩擦と帯電をミクロに探る―　森田　清三
B セッション　ナノ力学の最前線
原子と原子を結ぶ1 本の共有結合力を検出する　長谷川幸雄
ナノ世界における静電気力とエネルギー損失　富取　正彦
C セッション　ナノの力で見た原子の世界
原子を区別して動かすナノの力―　単一原子の分析計測―　菅原　康弘
個々の原子の力をどのように視るか？　塚田　捷
D セッション　ナノの力で見た分子の世界
ナノの力で分子をみて操作する―　単一分子イメージング―　山田　啓文
分子が感じるナノの力　大西　洋
E セッション　生体分子をナノの力で観て操作する
DNA ・たんぱく質を操作するナノの力―　生体分子のナノ計測―　猪飼　篤
たんぱく質の引っ張りを計算機で観察する―　1 分子操作の計算機シミュレーション―　岡崎　進
F セッション　特別講演
ナノプローブ技術が切り開くナノテクノロジーの夢　青野　正和
G セッション　プローブ顕微鏡を極める
カーボンナノチューブで操るナノの力　中山　喜萬
ナノ構造中の原子を区別して3 次元で見る　西川　治
H セッション　ナノの力で磁性に迫る
ナノの力で解き明かす原子の磁性　武笠　幸一
磁気記録をナノの力で観察する　保坂　純男
I セッション　パネルディスカッション
極微な力で拓くナノの世界－　原子・分子のナノ力学最前線－
　山田　啓文・大西　洋・佐々木成朗・富取　正彦・猪飼　篤