「大学と科学」シリーズ
第13回「大学と科学」生きている地球の新しい見方−地球 生命 環境の共進化−
「地球環境問題」に代表されるように、現在我々は、我々の選択が未来の地球システムを左右するという人類史上はじめて直面する特別な状況におかれている。地球の誕生や進化の歴史は、比較的最近まで科学の対象として扱われにくかった。（以下本文へ）
| 判 型 | B5版並製・204 | 定 価 | 3240 円 |
| 発 行 日 | 1999.9.27 | 割引価格 | 1944 円 |
| 編 著 者 | 熊澤 峰夫（名古屋大学理学部名誉教授） | ISBN | 978-4-906347-87-2 |
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目次
Aセッション 全地球史解読計画は成立するか?
新しい地球観を求めて―地球の歴史を解読する試み― 熊澤 峰夫
変動する地球―中心核から海の水まで― 丸山 茂徳
変貌する地球をコンピュータで再現する 瀬野 徹三
Bセッション 地表に刻まれた地球中心からの情報と宇宙からのメッセージ
大昔の地球磁石の謎 濱野 洋三
微小天体の爆撃をうける宇宙に無防備な地球 藪下 信
太古、月は近かった 大江 昌嗣
地球の気候を変動させる宇宙の仕組み 伊藤 孝士
地層の縞縞から解読する地球史 高野 雅夫
Cセッション 過去の地球環境と生命から未来を考える
昔の気候と未来の地球 阿部 彩子
大洋と大気と大陸は昔どうだったのか? 山中 康裕
地球と共進化する生命 川上 紳一
Dセッション われわれはどこからきたのか?
40億年前の熱い地球を忘れない生き物たち 山岸 明彦
生命が地球をかえた?―光が地球をかえた― 伊藤 繁
奇妙な生き物たちの饗宴 大野 照文
史上最大の生命絶滅事件の謎をとく 磯崎 行雄
Eセッション われわれはどこへいくのか?
地球史上の大事件が始まっている 熊澤 峰夫
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