「ゲノム科学・生物学」シリーズ
虫から始まり虫で終わる
多くの優れた共同研究者に恵まれて、世界で初めて全生物界の分子系統樹を完成させ、コドン捕獲説を確立して分子進化学の扉を開いた筆者が、遺伝暗号の起源にまで迫る迫真のサイエンス・ドキュメント。
渡辺格、柴谷篤弘、江上不二夫、木村資生…そして天才ワトソンさらには奇才クリック…分子生物学の大御所たちとの「知のバトル」が、「科学とは何か」をあぶりだす。昆虫の多様性に生命進化の秘密を見た昆虫少年が、山野と研究室で追い続けた遺伝子DNAの壮大なロマン。
「生命」は「宇宙」よりエキサイティングだ。 −推薦文より
渡辺格、柴谷篤弘、江上不二夫、木村資生…そして天才ワトソンさらには奇才クリック…分子生物学の大御所たちとの「知のバトル」が、「科学とは何か」をあぶりだす。昆虫の多様性に生命進化の秘密を見た昆虫少年が、山野と研究室で追い続けた遺伝子DNAの壮大なロマン。
「生命」は「宇宙」よりエキサイティングだ。 −推薦文より
| 判 型 | A5版・234頁 | 定 価 | 3080 円 |
| 発 行 日 | 2012.08.21 | 割引価格 | 2800 円 |
| 編 著 者 | 大澤 省三 | ISBN | 978-4-87805-125-8 |
台湾で集めた新種の甲虫。１. Adiscus osawai Kimoto （ハムシ）、2. Goniocterna osawai （ハムシ）、3. Ambristoma chinkinyui Kimoto et Osawa（ハムシ、余さんに献名）、4. Inopeptus osawai Sasaji（ハネカクシダマシ）、5. Alloneda osawai Sasaji（テントウムシ）、6. Metallodactillus sasajii Sato et Osawa（佐々治寛之博士に献名）、7. Micrencaustes michioi Osawa et M.T. Chujo（オオキノコムシ、中條道夫博士に献名）、8. Strongylium osawai Masumoto（ゴミムシダマシ。上半部のみ）
定 価 ： 3080 円
割引価格 ： 2800 円
目次
第1章 虫一筋−名古屋大学入学まで
第2章 名古屋大学−留学−帰国
第3章 RNAとリボソーム研究
第4章 間奏 虫の会
第5章 リボソームの分子系統進化学
第6章 遺伝暗号
第7章 プラナリア
第8章 昆虫の進化
第9章 江上不二夫先生の教え
第10章 あとがき
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