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「大学と科学」シリーズ

第14回「大学と科学」ステロイドホルモンと脳科学−性 ストレス 脳をめぐって−


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第14回「大学と科学」ステロイドホルモンと脳科学−性 ストレス 脳をめぐって−
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「豊かな環境と貧しい環境は、脳にどのような影響を及ぼすか」という問題は、古く「生まれか育ちか」の論争にさかのぼり、双方の見解の支持者がそれぞれの重要性について論を展開してきた。分子遺伝学の急速な進展によって、ややもすれば脳の構造は、遺伝子に強く依存している感を与えているが、多くの知見が示すように、環境要因に対応して脳の構造がかわることが明らかとなってきた。(以下本文へ)
判  型B5版並製・212 定  価3240 円
発 行 日2000.12.25 割引価格2916 円
編 著 者河田 光博(京都府立医科大学医学部教授) ISBN978-4-906347-08-7

書籍サンプル画像
MRI正中矢断面、女性(上)と男性(下)の脳梁の形の違い

目次

Aセッション 基調講演
ステロイドホルモンによる細胞制御のメカニズム 村松 正實
Bセッション レセプターからステロイドホルモンの作用をみる
1. 分子生物学からみた核内レセプターの働き 加藤 茂明
2. 顕微鏡でみるステロイドホルモンレセプターの動き 河田 光博
Cセッション 性ホルモンと脳のハードウエア
1. エストロゲンと脳の発生・発達 林  治
2. 男の脳・女の脳を形づくる神経回路 新井 康允
3. 男の脳・女の脳の違いをMRIでみる 久留 裕
Dセッション 性ホルモンと脳のソフトウエア
1. 性ホルモンと脳活動 貴邑冨久子
2. ホルモンとフェロモンをつなぐ脳機構 森 裕司
3. 性行動を支える神経回路 佐久間康夫
4. エストロゲンがアルツハイマー病に及ぼす作用 本庄 英雄
Eセッション 脳でつくられるステロイドホルモン
1. 神経ステロイドの生体調節機能 名和田 新
2. 海馬における神経ステロイドの合成と作用 川戸 佳
3. 小脳における神経ステロイドの合成と作用 筒井 和義
Fセッション ストレスが神経細胞とホルモン分泌に与える作用
1. グルココルチコイドレセプターの細胞内での動き 田中 廣壽
2. ストレスの神経内分泌応答 橋本 浩三
Gセッション 精神神経機能とグルココルチコイド
1. うつ病とグルココルチコイド 三國 雅彦
2. ストレス障害(PTSD)と海馬 加藤 進昌
3. 脳内のストレス応答とは 渡辺 義文


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