ホーム > 書籍のご案内 > 第15回「大学と科学」生物と金属−金属イオンの生体内で働く仕組み−
「大学と科学」シリーズ

第15回「大学と科学」生物と金属−金属イオンの生体内で働く仕組み−


詳しい目次を見る
序文を読む
第15回「大学と科学」生物と金属−金属イオンの生体内で働く仕組み−
著者一覧 PDFサンプル 絶版
地球上には元素が109種あるが、その内27種ぐらいが生体内に含まれる。銅、亜鉛、ニッケル、クロム、マンガン、コバルト、モリブデン、パナジウム、タングステン、カドミウムといった金属は、量は少ないとはいえ一定量なければ生物は生きていけない。(以下本文へ)
判  型B5版並製・208 定  価3240 円
発 行 日2001.10.20 割引価格2916 円
編 著 者北川 禎三(岡崎国立共同研究機構統合バイオサイエンスセンター教授) ISBN978-4-87805-004-6

書籍サンプル画像
ウシ心筋チトクロム酸化酵素のX線構造(アミノ酸側鎖は簡単のために省略されている

目次

Aセッション 挨拶
Bセッション 私たちの生活と金属
私たちの生命活動に必要な金属イオンの役割 北川 禎三
Cセッション 生体における小分子の活性化
呼吸とエネルギーづくりに必要な銅と鉄の酵素 吉川 信也
老化の敵、活性酸素を取り去る鉄酵素 森島 績
手づくりの酵素はうまく働くか? 渡辺 芳人
Dセッション バイオテクノロジーへのつながり
生体内燃料電池の化学合成 成田 吉徳
金や白金は薬として有効 桜井 弘
産業に役立つ酵素:ニトリルヒドラターゼの話 遠藤 勲
Eセッション 生物の進化と分子進化
生物の進化を金属タンパク質の遺伝子にみる 郷 通子
Fセッション 金属元素の特色と酵素機能
植物の成長に必要な鉄タンパク質 長谷 俊治
味覚・消化・飲酒と亜鉛酵素:タンパク中の亜鉛元素の特色 木村 榮一
尿酸つくりに必要なモリブデン酵素?痛風のくすりのねらいどころ? 西野 武士
Gセッション 遺伝子の機能制御
遺伝子に指令を与える亜鉛タンパク質 杉浦 幸雄
金属で遺伝子転写装置の構造を見る 石浜 明
核酸と金属を遺伝子治療やDNAチップにいかに利用するか 杉本 直己
環境に応じて遺伝子を働かせる鉄タンパク質 青野 重利


このシリーズを探す

「大学と科学」のシリーズを探す

反応すれば形が変わるナノの世界〜細胞から結晶まで〜
反応すれば形が変わるナノの世界〜細胞から結晶まで〜
地球環境の心臓 赤道大気の鼓動を聴く
地球環境の心臓 赤道大気の鼓動を聴く
第3の生命鎖 糖鎖の謎が今、解る
第3の生命鎖 糖鎖の謎が今、解る
光と界面がおりなす新しい化学の世界
光と界面がおりなす新しい化学の世界
ものづくり 化学の不思議と夢
ものづくり 化学の不思議と夢

関連書籍を探す

タンパク質関連の書籍

反応すれば形が変わるナノの世界〜細胞から結晶まで〜
反応すれば形が変わるナノの世界〜細胞から結晶まで〜
第3の生命鎖 糖鎖の謎が今、解る
第3の生命鎖 糖鎖の謎が今、解る
第19回「大学と科学」みずみずしい体のしくみ−水の通り道「アクアポリン」の働きと病気−
第19回「大学と科学」みずみずしい体のしくみ−水の通り道「アクアポリン」の働きと病気−
第19回「大学と科学」アルツハイマー病:治療の可能性を探る
第19回「大学と科学」アルツハイマー病:治療の可能性を探る
遺伝子制御による「選択的シナプス強化・除去」機構の解明
遺伝子制御による「選択的シナプス強化・除去」機構の解明

新刊案内

新刊書籍

奈良文化財研究所国際遺跡研究室リレートーク 海外から見た日本考古学の魅力
奈良文化財研究所国際遺跡研究室リレートーク 海外から見た日本考古学の魅力
古代集落の構造と変遷3
古代集落の構造と変遷3
古代集落の構造と変遷2
古代集落の構造と変遷2
古代集落の構造と変遷1
古代集落の構造と変遷1
文化遺産の保存と活用  仕組と実際
文化遺産の保存と活用 仕組と実際

PAGE TOP